子どもとの毎日の中で、何度も聞かれる「なんで?」
「どうして空は青いの?」
「なんでこれはこうなるの?」

最初は楽しく答えていても、何度も続くと「もう、なんでなんでって……」と、疲れてしまうこともありますよね
では、子どもの「なんで?」には、どう答えるのがいいのでしょうか?
この記事では、子どもの「なんで?」を大切にしながら、教える・一緒に考える・調べる・実際にやってみるなど、私が実践している関わり方をご紹介します
私は10年間保育士として子どもたちと関わり、今は二児の母として子育てをしています

子育てや子どもの育ちについて本を読んだり、学んだことを娘との関わりの中で試したりしながら、今も学び続けています
「なんで?」は、子どもがもっと知りたい、考えてみたいと思っている大切なサイン
「なんで?」を大切にすることは、私がこのブログで伝えたい「自分で未来を選べる力を育てる」ことにもつながっています。
「なんで?」って、すごくいいこと
子どもから何度も「なんで?」と聞かれると、「もう、しつこいなぁ…」と思ってしまうこともありませんか?
私自身も、忙しいときや何度も同じような質問が続くと、「どうしてそんなに聞いてくるの?」と思ってしまうことがあります

でも、少し見方を変えてみると、子どもの「なんで?」って、とても素敵なことなんです
子どもにとっては、毎日が「なんで?」でいっぱい
大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとっては初めて知ることだったり、不思議に感じることだったりします

なんで雨が降るの?
なんでこれは動くの?
そんな疑問が出てくるのは、目の前の世界に興味を持っているから
「もっと知りたい」
「どうなっているんだろう?」
「自分でも考えてみたい」
そんな気持ちの表れなのかもしれません。
だから私は、子どもの「なんで?」を、「面倒な質問」ではなく「知りたい!のサイン」として捉えていきたいと思っています

もちろん、毎回じっくり答えなくても大丈夫
疲れているときには「今日はあとでね」と言うこともあっていいし、知っていることをそのまま教えてあげてもいい
大切なのは、子どもの「なんで?」を「そんなこと気にしなくていいよ」と終わらせるのではなく、
「なんで?って思ったんだね」
と、その疑問そのものを大切にしてあげること

「なんで?」と聞けることは、子どもが自分の目で世界を見て、自分の頭で考え始める最初の一歩だと思います
「なんで?」には、いろんな答え方がある
では、実際に子どもの「なんで?」には、どう答えたらいいのでしょうか?
私は、「こう答えるのが正解」というひとつの答えはないと思っています
そのときの子どもの興味や状況、親が知っていることによって、答え方を変えていい

私は、いつも4つのパターンで「なんで?」に答えています
子どもの「なんで?」に対する、4つの対応パターンを紹介していきますね
すでにやっていることもあると思いますが、
なぜそうするのか理由を知るだけでも、見方が変わって子育てが楽しくなると思います
①教えてあげる

自分が知っていることなら、素直に教えてあげる
「なんで雨が降るの?」
と聞かれて、自分が分かることであれば、
「雲の中に水が集まって、それが重くなると雨になって落ちてくるんだよ」
と伝えます

子どもが「知りたい!」と思っているときに、新しい知識を知ることも大切な経験です
「教えてあげる=子どもが自分で考えなくなる」ではありません
知ったことをきっかけに、さらに「じゃあ、なんで?」が生まれることもあります
②答えを知っていても、「なんでだと思う?」と聞いてみる

すぐに答えを教えるのではなく、「どうしてだと思う?」と、子どもの考えを聞いてみる
ここで大切にしたいのは、正解を当てることではありません
「自分はどう思う?」と、子どもが自分の頭で考えてみること

じっくり聞いてみると子どもから思いがけない答えが返ってくることもあって、親にとっても面白い時間になりますよ
③親もわからなければ、「一緒に調べてみよう!」
もちろん、親にも分からないことがあります
そんなときは、

「お母さんも分からないから、調べてみようか!」と一緒に調べてみます
図鑑を開いたり、本を探したり、一緒に検索したり
親が何でも知っている必要はありません

「分からないから、一緒に知ろう」
という経験も、子どもにとって大切な学びになると思っています
④実際にできることなら、「やってみよう!」

実際に試せることなら、やってみるのもおすすめです
「本当にそうなるのかな?」
「どうなると思う?」
と予想してから、実際に試してみる
やってみた結果が予想と違っても、それも大切な経験です

どうしてこうなったんだろう?
と、また新しい「なんで?」につながっていきます
なんで?→考える→調べる→やってみる→新しいなんで?=学び
子どもの「なんで?」は、どんどん次の学びへつながっていくものだと思います

「なんで?」と思ったら、失敗することを恐れずに、何度もチャレンジしていってほしいですね
「やってみる」を大切にしたい理由については、こちらの記事で詳しく紹介しています
▶︎【失敗したって大丈夫。「やってみる」子どもに育ってほしい】
わが家では、「なんで?」からこんなふうに広がっています
わが家の3歳と5歳の娘たちも、「なんで?」が大好きです
そして最近は、「なんで?」と思ったことに対して、
「じゃあ、やってみる!」
「調べてみよう!」
と、

自分から本を見て調べたり、実際にやってみたりすることが増えてきました
そんな姿が見られるようになった理由は、

子どもが「知りたい」と思って「なんで?」と聞かれたときに、「わからない」だけで終わらせずに、一緒に考えたり応えてきたからだと思います
ひとつの「なんで?」を調べると、そこからまた新しい疑問が生まれる
実際にやってみると、「あれ?思っていたのと違う」と気づくこともある
すると、
また次の「なんで?」が出てくる
そうやって、娘の中で「知りたい」がどんどん広がっているように感じます
私はこの姿を見ていると、子どもって本当にいろいろなことを吸収していくんだなと感じます
だからこそ、

「なんで?」と思った瞬間を、大切にしてあげたい!
娘が「分からないから終わり」ではなく、「分からないからこそ、もう一度考えてみたい」と楽しんでいる姿については、こちらの記事でも紹介していきます
▶︎ルビィのぼうけん記事
「なんで?」から、「自分で考える」が始まる
子どもの「なんで?」は、そこで終わる質問ではありません
「なんで?」
↓
「どうしてだと思う?」
↓
自分なりに考える
↓
調べてみる・やってみる
↓
「なるほど!」
↓
また新しい「なんで?」が生まれる
そんな循環が生まれることがあります

もちろん、毎回こんなふうにする必要はありません
でも、子どもの「なんで?」をきっかけに、少しだけ立ち止まって、
「どう思う?」と聞いてみる
分からなければ、
「一緒に調べてみよう」と言ってみる
できることなら、
「じゃあ、やってみよう!」と実際に試してみる
そんな小さな経験の積み重ねが、子どもが自分で考えたり、試したりする力につながっていくのだと思います
「自分で未来を選べる力」は、「なんで?」からも育っていく
このブログには「未来を選べる力を育てる」を目標に、より多くの人と子育てを楽しんでいきたいという思いがあります
「自分で未来を選べる力」と聞くと、「自分で選択する力」を思い浮かべるかもしれません
でも、その前には「なんで?」「どうして?」と疑問を持ち、自分で考えたり、調べたり、やってみたりする経験があります

「知りたい」「考えたい」「やってみたい」という気持ちは、自分で未来を選んでいくための大切な土台
だから私は、子どもの「なんで?」を大切にすることも、「自分で未来を選べる力を育てる」ことにつながっていると考えています
私が「自分で未来を選べる力」を大切にしている理由については、こちらの記事でも書いています
▶【子どもに幸せになってほしい。だから「自分で未来を選べる力」を育てたい】
まとめ

子どもの「なんで?」に、毎回完璧に答える必要はありません
大切なのは、ひとつの正解を選ぶことではなく、子どもの「なんで?」を、「知りたい!」の気持ちとして受け止めてあげること
「なんで?」と聞けることは、とても素晴らしいこと
その小さな疑問が、考えること、知ること、やってみることにつながり、少しずつ子どもの世界を広げていくのだと思います

今日の小さな「なんで?」も、親子で一緒に楽しめますように
そして、
今日の小さな関わりが「自分で未来を選べる力」につながりますように
また「のなちゃんと育ちの森」でお会いしましょう♪



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