
自分で考えて、自分で決められる子になってほしい
そう思ったことはありませんか?
でも、

「自分で決める力」って、どうやって育てたらいいんだろう?
私は、特別なことをする必要はないと思っています
毎日の生活の中で、
「どっちがいい?」
「どうしたい?」
そんなふうに、子どもが自分で考えて選ぶ機会を少しずつ増やしていく
その積み重ねが、「自分で決める力」につながっていくのだと考えています
以前の記事では、「子どもに幸せになってほしい」と思った時とき、
なぜ「自分で考え、自分で選ぶ力」を育てることが大切なのかについて、私なりに考えたことを書きました

「幸せ」と「自分で未来を選べる力」がどうつながるのか?
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事からどうぞ
▶︎ 【子どもに幸せになってほしい。だから「自分で未来を選ぶ力」を育てたい】
今回はその続きとして、
「じゃあ、家庭でどんな経験を増やしていけばいいの?」
というところを、具体的に考えていきます

私は10年間、保育士として子どもたちと関わってきました
でも、
親になってみると、保育の知識だけではうまくいかないこともたくさんありました
だからこそ、

子育てや子どもの育ちについて本を読んだり、学んだことを娘との関わりの中で試したりしながら、今も学び続けています
今回の記事では、そんな私自身の経験も交えながら、家庭でできる「自分で決める経験」の増やし方や、今日から使える声かけを紹介します
「自分で決める力」を育てたい理由

なぜ、自分で決める経験を増やしたいのでしょうか?
それは、
自分で決めることが、自分の人生を自分で選んでいくことにつながるからです
私たちはこれから先、たくさんの選択をしながら生きていきます
「自分で決める力」と聞くと、将来の進路や仕事など、大きなことを自分で決めるイメージがあるかもしれません
でも、

いきなり大きなことを自分ひとりでは、なかなか決められませんよね…
だから、今できる小さな選択から経験していけばいいのです

今日はどの服を着よう?
どっちの遊びをしよう?
そんな毎日の小さな「自分で決める」の積み重ねが、自分で考え、選び、行動する力を育てていくのだと思います

自分で決めた選択に納得して進んでいけることは、
自分らしく、幸せに生きていくために大切!
私自身も身をもって感じています
だから私は、子どもが決められる場面では、できるだけ「自分で決める経験」をさせてあげたいと思っています。
それでは、具体的にどのように関わっていけばいいのかを、7つの手順に沿ってお話していきますね
① 決められる場面は、子どもに任せてみる
できるだけ「自分で決める経験」をさせてあげたい
とはいえ、

何でも子どもの好きなようにさせればいい、ということではありません
時間によっては急がなければならないこともあります
安全のために、大人が決めなければならないこともあります
保育園や学校、公共の場所にはルールもあります
だからこそ、
「子どもが決められる場面では、できるだけ子どもに決めてもらう」
くらいでいいと思います
②「どうしたい?」と聞いてみる
子どもが迷っていると、親はつい「こっちがいいんじゃない?」と答えを出したくなります
そんなときに、まずは

あなたはどうしたい?
と聞いてみる

すぐに答えが出なくても大丈夫
「あなたはどうしたい?」と聞くことで、子ども自身が自分の気持ちを考えるきっかけになります
③すぐに答えを教えず、少し待ってみる

わからない!
と言われたとき、すぐに答えを教えるのではなく、
「どう思う?」
「何から試してみる?」
などと声をかけて、少し待ってみてください

少しでもいいので、子ども自身が考える時間をつくってみること!
「一緒に考えてみようか」
でも十分です
大人からすると、
「早く決めて~!」
と思ってしまうこともありますよね(笑)
でも、

待っている時間も、子どもにとっては考える経験ができる大事な時間
すぐに親が、
「じゃあ、こっちにしよう!」
と決めてしまうのではなく、少し待ってみる
「待つ」ことも、子どもが自分で決めるための大切なサポートになっていますよ
④ 決められないときは「答え」ではなく「ヒント」を渡す
とはいえ、
何を選んだらいいのかわからなくて、なかなか決められないこともあります
そんなときは、

答えを教えるのではなく、考えるためのヒントを渡す
ようにします
例えば、
「今日は外で遊ぶよ!どんな服が動きやすそうかな?」
「赤と青、どっちが今の気分に近い?」
「どっちからやったらやりやすそう?」
など…
大切なのは、
親が答えを決めてあげるのではなく、子どもが考えるための材料を渡すこと
子どもが自分で答えを見つけられるように、少しだけ手助けする
そんな関わり方を意識していきます
⑤親も一緒に考えてみる

親だからといって、いつも答えを知っている必要はありません
「お母さんもわからないから、一緒に考えてみようか」
と言っていいです

子どもと一緒に考えて、試して、うまくいかなかったらまた考える
そんな姿を見せることも、子どもにとって一つのいい経験になると思っています

毎回完璧な答えを出そうと思わなくていいんです
⑥子どもが決めたら、その選択を受け止める
そして、子どもが「これにする!」と決めたら、その選択をまず受け止める

自分で決めたんだね
いいね、やってみようか
ここで大切にしたいのは、

親が思っていた答えと違っていても、すぐに否定しないこと
ときには、大人からすると
「それを選んだら失敗するだろうな」
と結果が見えていることもあります
「絶対こっちのほうがいいよ」
と、つい教えたくなりますよね
でも、安全にかかわることなどを除けば、子ども自身が選んだのであれば、まずはやってみる

大人からすると「失敗しそう」と思うことでも、子どもにとっては、実際にやってみて「こうなった」と自分で知ることも大切な経験です
「失敗させないこと」よりも「やってみること」を大切にしたいという考えについては、次の記事で詳しく書いています
▶【失敗したって大丈夫。どんどん「やってみる」子どもに育ってほしい】
⑦「決める」だけで終わらず、やってみて振り返る
自分で決めたら、次は実際にやってみる。
そして、やってみたら、

どうだった?
なんでこうなったかな?
と振り返ってみる
私は、この流れも大切だと思っています
子どもの「なんで?」をどう受け止めていくかについては、別の記事で詳しく書いていきます
▶【子どもの「なんで?」にはどう答えるのが正解?毎日の「なんで?」に疲れたときに知っておきたい関わり方】
今日から使える「自分で決める」声かけ
今まで「こうしたほうがいいよ」と答えを教えていたところを、たまに
「どうしたい?」
に変えてみる
今まで「失敗しちゃったね」で終わっていたところを、
「じゃあ、次はどうする?」
と聞いてみる
そんな小さな変化でいい

親も子どもも、一緒に考えながら、少しずつ進んでいけばいいんです
それが、子どもが自分の人生を考え、自分で選んでいく力につながっていくのだと思います

次の言葉かけを参考にして、ぜひ真似してみてください
- 「どうしたい?」
- 「どうしてそう思ったの?」
- 「どうしたらできそう?」
- 「次はどうしてみる?」
- 「一緒に考えてみようか?」

まとめ|小さな「どうしたい?」を積み重ねよう

子どもが自分で決める力は、特別なことをして身につけるものではなく、毎日の小さな選択の積み重ねの中で育っていくのだと思います
決められるときは子どもに任せる
迷ったときは、答えではなくヒントを渡す
そして、子どもが決めたことをまず受け止め、やってみたら「どうだった?」と一緒に振り返る
そんな経験を重ねながら、少しずつ「自分で考えて、自分で決める力」を育てていけたらいいなと思っています
今日の小さな関わりが「自分で未来を選べる力」につながりますように
また「のなちゃんの育ちの森」でお会いしましょう♪



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